2006年12月1日金曜日

税率について

年収150万円と3000万円で、本当の税負担率を計算すると
 実際にわたしがこれで比較してみたところ、大変なことが分かった。なんと、我が国の現状では、年収150万円の世帯と、年収3000万円の世帯の税率が同じになっているのである。

比較対象は税率だけ?納税額で比較したらかなり差があるのでは?
犯罪でもしない限り、誰でもお金を稼ぐのは大変。例えば家族のために、寝る間を惜しんで、休日も仕事して、家族に迷惑かけた状態を5年継続して、やっと3000万稼いだとしても、2000万円所得税として課税されたら、150万の人との経済格差は縮まると思うが、ガンバッテもあんまりいいこと無いなと感じてしまい、やる気がなくなる。

「濡れ手で粟」のもうけに対する税率が低い不思議
 そうした人たちの収入の内訳をみると、給与所得で地道に稼いでいるということはまずない。ホリエモンや村上世彰がいい例だろう。彼らは、株を安く買って高く売るという、株式譲渡益でたんまりと稼いだ。
 では、株式譲渡益の税率はいくらかというと、たったの10%なのである。対して、サラリーマンの税率は、企業負担分を含めると30%以上だ。
 事実、ホリエモンはわたしよりもずっと納税額が少ないらしいのだが、そんなことがあっていいのだろうか。彼は、わたしより1000倍も稼いでいるというのに。

誰でも株式譲渡益の税率は同じだ。これを読んでいると、サラリーマンは給与所得しかないんだって感じてしまう。サラリーマンだって株式で利益を出すことができる。まして公判中のホリエモンや村上世彰が比較対象と考えることに違和感あり。

短期の株式取引益が10%という国もない。少なくとも、ホリエモンのように、粉飾決済をして株を譲渡してもうけた金は、課税率100%でいいではないか。そんな犯罪でもうけた利益は没収してもいいと思うのだ。現にフランスでは、悪質な短期取引に対する課税率は 100%である。
 もちろん、一般投資家が身の丈の範囲で株取引をしているのは別の話である。それはきちんと保護するべきだろう。問題は、インサイダー情報を利用して、1秒で何億円を動かしているような人間である。

これは税率の話ではなく証券法の話。もちろん犯罪を犯したものは償いとすべきと考える。
一般投資家とそうでない投資家の定義はどう考えるのだろうか?身の丈の範囲で株取引していると保護される?株式市場は誰でも公平であるべきでは?

これだから、評論家は好きになれない。

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